「カワイイ!」という声も多いけれど、一方で
「枯らしてしまいそう」という声も多い超ミニ盆栽。
極小の鉢ではあるけれど、
コツさえつかめば永く育てることができます。
育て方のポイントを解説します。
小さな鉢でも育つの?
小さな鉢でも育ちます!自然界で発芽する種も、
わずかなスペースの土で生きています。
適度な水と日光があれば、植物は元気に育ちます!
超ミニ盆栽はどんな風に出来ている?
今後のお手入れの参考に、超ミニ盆栽の作り方をご紹介します。
超ミニ盆栽の鉢は指でつまめるほどのサイズ。
でも作り方は基本的なミニ盆栽と同じです。
まず鉢底ネットを取り付けます。
根元の固定のため、針金を通し、赤玉土小粒を少量入れます。
実生1年目の苗をいれます。(写真はクロマツです)
さらに鉢の9分目まで土を入れ、固定用針金をねじり止めます。
余分な針金をカットし、針金を土に隠します。
さらに10分目まで土を入れ、
鉢底から流れでる水が、透明になるまで水やりします。
植えてから1~2週間ほどは、明るい日陰で管理します。
夏の管理
小さな鉢で育てる超ミニ盆栽は、夏場の水やりが正念場と言えるでしょう。
しかし春からしっかり植物が育っていれば、
多少過酷な状況でも植物は生き延びていきます。
とはいっても朝晩最低2回は、植物の様子を観察し
ケアしていきましょう。
高温乾燥する夏は、トレーなどにに水を張って
超ミニ盆栽を入れておきます。
ポイントは水の量。
夕方には水が蒸発してなくなる程度の量を入れておきます。
ありがちな失敗は、水につけっぱなしにしておくこと。
加湿状態では根に雑菌が繁殖し、根腐れをおこしてしまうので気を付けましょう。
冬の管理
小さな鉢では、冬の冷え込みがダイレクトに植物に伝わります。特にマツは、寒さで葉の緑があせてしまいます。
寒さに当てないようにしましょう。
風除室に取り込んだり、夜間、発泡スチロールの箱に入れてふたをするなどして保護します。
詳しくは、こちらの記事を参考に↓
植え替えのタイミング
購入から1~2年ほどで植え替えが必要です。タイミングは水やり時の様子で判断します。
鉢の中が根でいっぱいになると、水の吸い込みが悪くなります。
通常、鉢を水につけると、「ブクブク」と土中の空気がでてきます。
ところが、根がつまった鉢からは空気がでてきません。
この時が植え替えのタイミングです。
できれば早春の芽をだす直前がおすすめ。
根の整理をして、再び鉢に植えましょう。
植え替えの方法は、基本的にミニ盆栽と一緒です。
こちらの記事を参考に!
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